何年も空き家だった。

隣地との高低差があり樹木も生茂り
枯れ葉等、近隣にご迷惑をかけてると相談メール
がありました。

樹木伐採と住宅フルリノベの提案を積み重ねて
いくうちに計画方向転換。

5メートルもある石積みを解体して
擁壁工事をしてベースとなる宅盤をつくる。
これだけでも費用は家以上に相当費用が
掛かる、そして木造新築アパート計画に。

僕は、直ぐさま質問した。
年間家賃収入と建設費の総工費では、
利回りが見合いませんよ？
リノベのが良くないですか？

お客さんの答えは
大事な先祖からの土地
でも、子供達の代迄、費用のかかる資産は
残したくない！

だから、利回りとか気にしないと仰った。
確かにこのままでは、何れ土地に手を入れないと
いけないから、親心なのでしょう。

その答えを聞いて納得しました。
僕はお客さんのストーリーを大切にしたい。

そしてその先、作る事のストーリーを
僕も一緒に考えたい。

リフォームでも新築でもその背景には、
必ずストーリーがあるから。

これは、住宅も非住宅も同じ。
そこを（ストーリー）確認しないのは、問題だ！と僕は思って仕事をしてる。
そして今朝は始発で名古屋着っ！

早速建築士の間口っつぁんと木造新築アパート
計画についてオフィスで打ち合せ〜